日本橋


日本橋、ここにも北木石が使われている。

公共事業の石橋としては日本でも初期のものであると思われる。
明治四十年に造られた日本橋だが、その間、幾度かの火災や戦災にあっているが、現在にその面影を探すなら精密かつ過剰なまでの石細工に当時の完成された技術力を見ることができる。
石台上にブロンズの街灯が等間隔に並び、建築とはまた違った、ロマンティックな印象をもつ。
おそらく小さな子供たちが泳いでいたりして時間はゆっくりと流れていたことだろう。

この橋は近代化への第一歩だったのだ。

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