三越本店
買い物客で賑わう日本橋・三越本店。

 もともとは松屋、松坂屋に並ぶ幕府御用達の呉服屋であるが、
現在は正面のあざやかな朱色テントとブロンズのライオンがお馴染みの老舗百貨店である。
 竣工は大正三年。当時はハイカラなモボ・モガが闊歩していた、
大正ロマニズムのはしりであろうか。

 その洒落た空間はフランスの宮殿を参考にしたという、 繊細なディテールで構成されている。(残念ながら入口踊り場は北木石と確認できたが、外壁は修正工事後のため不明であった。)



三越本店入り口

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